広西壮(チワン)族自治区南寧市で7月16日に開かれた同自治区による中国海外医療支援チーム派遣50周年記念大会において、広西海外医療支援チームの代表・喬世輝さんは、これまでに計6回アフリカに赴き、医療支援に従事してきた経験や心境の変化について語り、「1990年から2013年までの間、アフリカ支援に6回参加した。ニジェールに5回、コモロに1回赴き、アフリカで約13年間過ごした。人生で最も大切な年月をアフリカで過ごし、アフリカもまた、私に生涯忘れえぬかけがえのない思い出を与えてくれた」とした。中国新聞網が伝えた。
また喬さんは、「1990年に初めてニジェールに赴いた際は、一人で入院患者40人以上を任されたほか、さらに毎日50人から100人もの患者の診察を行った。とてもハードな仕事で、『昼夜ぶっ通しで休まずに働く』とはどういうことか身をもって経験した。でも、回復した患者の笑顔を見ると、そんな疲れも吹き飛んだ」とした。
そして、「海外医療支援は、治療も大事だが、人材育成がさらに重要。滞在する病院では、定期的にトレーニングの場を設け、現地の医師や実習生、看護師を対象に、理論をレクチャーしたり、患者のベッドで手取り足取り教えたりして、そこにとどまり続けることができる医療チームの育成に励んだ」と振り返る。
さらに、「アフリカにおいて、私は現地の人々や医療従事者と朝から晩まで共に過ごし、アフリカにはとても思い入れがある。言語や文化の違いは、誠実に接し合うことを阻む壁にはならない。問診や治療、レクチャーのたびに、中国とアフリカの人々の距離を縮めることができた。中国の医師として、医学の知識を活用して、支援を受ける国民の役に立つことができたほか、中国とアフリカの友誼のために微力を捧げることもでき、とてもうれしかった」と話す。
今年は、「中国・アフリカ人的・文化的交流年」で、広西が中国海外医療支援チームを派遣するようになって50周年を迎えた年でもある。過去50年にわたり、広西はニジェールに25回に分けて延べ786人の医療従事者を、コモロに17回に分けて延べ183人の医療従事者を派遣し、それら国の国民延べ240万人以上に医療サービスを提供し、現地の医療従事者延べ4万8000人を対象にトレーニングを実施してきた。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年7月20日