
中国工農紅軍が国民党軍と交戦しながら約1万2500キロ移動した「長征」に参加した女性兵士・王全英さんが7月22日0時半に亡くなった。享年105歳。

王全英さん、旧名は王桂香、蔵族。1921年6月23日生まれ。幼い時に両親を亡くし、子供の頃はひどい扱いを受けるなど非常に苦労した。そんな王さんは14歳だった1935年6月に、生まれ故郷で中国工農紅軍に出会い、入隊を決意。紅四方面軍婦女独立団の戦地衛生員として「長征」に参加し、負傷した兵士の看護や食料の調達、輸送などに携わった。

その後、四川省阿壩(アバ)蔵族羌(チャン)族自治州汶川県で数十年、名前を隠して身を潜めた。新中国成立後、名前を「桂香」から、命を犠牲にした戦友を偲び「全英」に変更。「戦友に自分とともに国家の発展を見届けてほしい」という願いを込めた。

今年6月、王さんは105歳の誕生日を迎えた。14歳の時に中国工農紅軍に入隊した時と16歳の時に部隊とはぐれ、汶川県にたどり着いた時の姿を復元した画像をプレゼントされ、若い時の自分の姿を見て、とても喜び、サムズアップして画像の出来栄えを称賛していたという。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年7月23日