朝はロボットが淹れたコーヒーを買い、昼はロボットが調理した紅焼肉(豚肉の醤油煮)を食べ、週末にショッピングモールへ行って、ついでにロボットを買って帰る――北京では、こんなシーンがSF映画の話ではなく、現実のものとなっている。
現在、北京にある人型ロボット本体メーカーは30社を超え、全国の2割以上を占める。革新的な製品354種類が160のシーンに導入され、初試験運用を終え、アップグレードと高度化が継続的に行われ、ロボットの姿が日常生活に急速に浸透しつつある。
ロボットバリスタが30秒以内で安定的にコーヒーを提供

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)
北京の銀河SOHOに8月16日、京東集団の七鮮珈琲(SEVEN FRESH COFFEE)のスマート無人店がオープンした。オープン当日、「ロボットカフェが1時間に提供したコーヒーの数」のギネス世界記録に挑戦し、最終的に202杯を達成してチャレンジは成功した。
この店では、客が店内で注文すると、コーヒーを作る全プロセスがスマートスクリーンにリアルタイムで表示される。豆を挽き、抽出し、ミルクなどを加え、カップに注ぎ、受け取り棚に置くところまですべてロボットが行い、1杯を作るのにかかる時間は30秒以内。客はQRコードをスキャンするか携帯電話番号の末尾を入力するだけで、すぐに注文した商品を受け取れる。

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ロボットシェフが約50種類の定番中華料理を調理
北京経済技術開発区にあるロボット焰究所2.0では、ロボットはカウンターだけでなく厨房でも活躍し、飲み物を作るところからメインディッシュの調理までをこなし、接客から客が帰った後の片付け作業までサービスの全プロセスを担当する。約20台あるさまざまな形態のロボットが連携して作業を行い、本格的なロボットレストランを実現している。
調理プロセスはロボット焰究所2.0の今回のリニューアルで最も進化したポイントであり、本当に「ロボットシェフ」が調理を担うようになった。

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北京亦荘機器人科技産業発展有限公司商業運営事業部の孟炎培ディレクターは、「この『ロボットシェフ』は紅焼肉、サヤエンドウと中華ソーセージの炒め物、ジャガイモの細切り炒めなど、約50種類の定番中華料理を正確に調理することができる。大量のデータによるトレーニングとパラメータの最適化を経て、各種調味料の分量を誤差0.1グラム以内の精度で正確に計ることができる。例えば紅焼肉では、火加減の調整から調味料の配合比率に至るまでテストを繰り返して、安定した味を出せるようになった」と話す。
ロボットレストランでは今後、接客や案内、調理からエンターテインメント体験までの全プロセスで、より多くのロボットが導入されることが予想される。
ロボットはすでにカフェ、レストラン、ショッピングモールなどに導入され、実験室から街のあちらこちらへ、生産ラインから人々の日常生活へと活躍の場を広げている。北京は今、世界的なロボット活用のモデル都市へと歩みを進めている。そしてロボット消費の盛り上がりは、まだ始まったばかりだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年8月20日