9月22日から27日にかけて上海で開催された第48回技能五輪国際大会では、重機整備技術が注目を集めた。同職種の競技では、油圧ショベルやブルドーザー、トラックといった重機の故障箇所と原因を素早く正確に見つけ出す技術者の能力が試される。中国製の重機輸出が加速しながら成長しているのを背景に、重機メンテナンスだけでなく、英語も得意とする技術者が引っ張りだことなっている。
寧波技師学院の「00後(2000年以降生まれ)」の学生は卒業する前に、就職先が決定している。また将来は海外で活躍する機会もあるという。同校の学生・厳若凡さんによると、「正式採用前の年俸は20万元(1元は約23.4円)、正式採用後は30万元」なのだという。
2025年、中国の重機輸出総額は前年同期比13.8%増の601億6900万ドル(1ドルは約157.3円)に達した。重機は輸出されているが、そのアフターサービスに携わる人材は「完売続出」となっている。この分野の学科の卒業生は1年当たりわずか50人程度で、就職率はほぼ100%であるにもかかわらず、需要に供給が追いつかない状態が続いている。
中国の重機が輸出される場所には、整備メンテナンスを提供する中国人技術者の姿が必ずある。このようにどんな分野にもエキスパートが必要なのだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年9月29日