国防部(省)の24日の定例記者会見で、張暁剛報道官が日本の防衛大臣の中国関連発言について質問に答えた。
【記者】報道によれば、日本の防衛大臣はこのほど、「中国による日本周辺での軍事活動はますます拡大・活発化している。無人機の飛行もその一環だ」「中国の対外的な姿勢や軍事動向は、日本と国際社会の深刻な懸念事項だ」と述べ、警戒・監視に万全を期すとの考えを示した。防衛省は、2024年度に中国軍の無人機に対する緊急発進(スクランブル)回数が前年度と比べて3倍以上に増加したと発表した。この件についてコメントは。
【張報道官】関連海空域における中国軍の行動は、国際法及び国際的慣行と合致しており、いかなる特定の目標も狙っておらず、国家の主権・安全保障・発展上の利益を守る能力の向上を目的としたものであり、日本側が過敏に反応し、無用な心配をする必要は全くない。
我々は日本側に対して、誤解や誤った判断、海空での不測の事態を引き起こし、両国関係の大局に影響を与えることのないよう、意図的な誇張や騒ぎ立て、中国側の行動に対する追跡・監視・妨害を止めるよう要求する。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年4月25日