
あるネットユーザーが今月20日、吉林省の長白山天池景勝地にあるカルデラ湖・天池で、水面上に発生した霧が風に吹かれて揺れ、水面がまるで「沸騰」しているかのように見える現象をカメラで捉えた。長白山景勝地のある職員は26日、この現象について、「蒸気霧」と呼ばれる自然現象で、気温が急降下して、水と空気の温度差が大きくなり、強風が吹いた時にだけ発生すると説明した。
同職員によると、冷気が温かい水面上に流れてきた時に、水蒸気が急激に冷やされて湯気のような霧が発生し、それが強風で揺らされると、水面が沸騰しているかのように波立つ。長白山の天池では、そのような現象が1年に1、2回発生するという。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年10月28日
