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抗米援朝出国作戦に参加した老兵が北京・天安門広場を訪問する夢叶える

14:23, October 29, 2025 

10月26日、天安門広場に掲げられた国旗の前で記念写真を撮影する抗米援朝出国作戦に参加した老兵(撮影・劉子衿)。

10月26日、天安門広場に掲げられた国旗の前で記念写真を撮影する抗米援朝出国作戦に参加した老兵(撮影・劉子衿)。

今年、中国人民志願軍抗米援朝出国作戦75周年を迎えたことをうけ、今月26日、当時の作戦に参加した老兵10人が多くの勲章を胸につけて、家族やボランティアの付き添いの下、北京の天安門広場を訪問する夢を叶えた。中国新聞網が伝えた。

河南省から来た老兵の王蘭居さんは、「今日、94歳の誕生日を迎えた。中国の国旗が風になびき、祖国が勢い良く発展し、繁栄している様子を見ると、とても誇りに感じる。祖国の繁栄を祈っている」と感慨深げに語った。

中国各地の志願軍の老兵数十人が今月24日、次々と北京を訪問し、「首都で夢を叶える旅」を始めた。93歳の老兵・王徳明さんは、抗米援朝出国作戦の戦場において、負傷兵を救助した衛生兵だ。王さんは26日、初めて天安門広場を訪問して、本懐を遂げ、戦友と共に波瀾に富んだ過去を振り返った。そして、若者に向けて、「今の素晴らしい生活はとても貴重。本当に大切にしなければならない」と呼びかけた。

抗米援朝出国作戦に参加した老兵の子孫である北京志願軍紀念館(筹)の何鳳蓮館長は、定年退職後、志願軍が戦場で使用した物品3000点以上を収集したほか、展示品を持ってコミュニティや学校、企業を訪問し、講演活動を行っている。2022年以来、何館長は、ボランティアと共に、中国各地の抗米援朝出国作戦に参加した老兵数百人が、5回に分けて、首都を訪問するという夢を叶えることができるようサポートしてきた。何館長は、「今後、さらに多くの英雄の物語を掘り起こし、抗米援朝の精神を代々伝えていきたい」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年10月29日