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第8回輸入博がまもなく開幕 初披露と初公開が目白押し

14:21, November 04, 2025 

第8回中国国際輸入博覧会(以下、「輸入博」)が11月5日に開幕する。今回は世界の「ハイテク」が一堂に会するほか、初披露と初公開が目白押しとなり、「フレッシュ感」にあふれるイベントとなりそうだ。

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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「高精尖(ハイレベル・精密・先端的)」——未来を垣間見る

中国国際輸入博覧局の呉政平副局長は、「世界のリーディングカンパニーが第8回輸入博に一堂に会する。世界工業・電気企業トップ10に入る企業や4大穀物メジャー(ADM、米ブンゲ、カーギル、欧州系ルイ・ドレフュス)といった業界のリーディングカンパニーが今年も参加するほか、医療分野では多くの多国籍企業が慢性疾患や希少疾患の治療にスポットを当てた医療製品を披露することになっている」と説明する。

その他、中国館では、新型高速鉄道車両・CR450の模型や月面基地の模型、月探査試験機「嫦娥5号」が地球に持ち帰ったサンプル、6G応用シーンや裸眼3Dディスプレイ、ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)プラットフォームといった中国の先端テクノロジーが披露されることになっている。

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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「新産業」——変革を促進

今回の輸入博で披露される革新的技術の産業の分野における最新の応用からも、「フレッシュ感」が感じられる。展示エリアにおいて、来場者は人工知能(AI)や低炭素といった新技術が産業の分野において、どのように「花を咲かせている」かを目にすることができる。

例えば、世界的工業技術企業であるダンフォスは、低炭素技術の応用に焦点を当てて、グリーンデータセンターのソリューションを展示することになっている。

その他、新エネ車の電気機械ブレーキシステム (EMB)も披露されている。これは、製造業向けに開発されたシーメンスのジェネレーティブAIアシスタント「Industrial Copilot」が中国市場で初めて試験的に応用される事例となる。

「新消費」——生活も新しく

消費・生活の新たなトレンドを見ると、今回の輸入博では、シルバー経済やウィンター経済、スポーツ経済、自動車文化旅行といったテーマが採用され、デジタル消費やヘルス消費といった新たなプラットフォームが導入されている。

新消費にもフレッシュな要素を目にすることができる。今回は「越境EC一押しプラットフォーム」、及び「越境ECサービスエリア」が初めて設置され、「デジタル輸入博」プラットフォームを通して、海外の展示品と中国市場との的確なマッチングをバックアップする。また、スマート案内システムやAIデジタルサービスマネージャーといったサービスも設置され、さまざまな革新的スタイルで、イベントの消費が後押しされることになっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年11月4日