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外交部(外務省)の20日の定例記者会見で、毛寧報道官が日本の高市早苗首相によるいわゆる「台湾有事」発言について質問に答えた。
【記者】日本の高市早苗首相によるいわゆる「台湾有事」発言について、多くの中国国民は、台湾問題に関して日本には歴史的罪責があり、「有事」を語る資格が最もない国だと考えている。これについてコメントは。
【毛報道官】歴史上、日本はかつて台湾侵略・占領を強行し、半世紀の長きに及ぶ植民地支配を行った。日本による占領期、台湾人民は甚大な惨禍を被り、同胞数十万人が殺害され、民衆には政治的権利、信仰の自由、文化的自由が全くなく、鉱物資源や生活物資も略奪された。日本の侵略者は台湾で筆舌に尽くしがたい罪行を犯し、台湾史上最も暗黒のページを刻んだ。
今年は台湾光復(日本の植民地支配からの解放)80周年にあたる。台湾が中国の台湾であることを日本は忘れてはならない。台湾「有事」か否かは、そもそも日本の関知すべき事ではない。台湾を利用して騒ぎを起こせば、日本自身に災いを招くだけだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年11月21日