北京地下鉄が河北省に乗り入れることになった。地下鉄22号線(平谷線)が完成すると、河北省廊坊市の北3県と北京市平谷区が初めて北京市の都市軌道交通ネットワークと連結されることになる。河北省廊坊三河市燕郊鎮から北京副都心へは最速でわずか9分、北京中心業務地区(CBD、東大橋駅)へは最速約32分になり、エリアをまたいだ道路の交通渋滞を効果的に緩和し、省市をまたいで通勤する人々の移動効率を大幅に向上させる。現在、この北京と河北を結ぶ軌道交通の大動脈となる河北区間が、本格的なレール敷設の段階に入っている。北京日報が伝えた。

11月19日午前、北京地下鉄22号線の河北区間が全線にわたる敷設作業を開始(撮影・劉向)。
地下鉄22号は全長約81.2キロメートル、北京区間と河北区間に分かれ、22駅が設置される。
河北区間は全長約31.56メートル、5駅が設置されて6区間に分けられ、斉心荘駅は高架駅、それ以外の燕郊駅、神威大街駅、潮白大街駅、高楼駅は地下駅となる。すでに土木工事が終わり、駅の建物と区間内にある主体構造がほぼ完成している。

地下鉄22号線(平谷線)プロジェクトの予想路線図。
地下鉄22号線が完成すると、河北省廊坊市の北3県、北京市平谷区、北京市の都市軌道交通ネットワークが初めて連結される。また八通線、6号線、10号線、14号線、17号線、28号線、M101線などの地下鉄路線への乗り換えも可能になる。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年11月26日