
アムールトラ・アムールヒョウ国家公園東寧管理・保護センターによると、捕獲された後、野生復帰したアムールトラ「完達山1号」が最近、黒竜江省東寧市の山中で複数回にわたりその姿を確認された。2021年に野生復帰して以降、「完達山1号」が東寧市で活動する姿を捉えた新たな記録となっている。

「完達山1号」は東寧市の山中で継続的、かつ安定して活動しており、体形はがっちりとしていて、歩き方もしっかりとしているため、その健康状態は良好であることが分かる。野生復帰した当初は広い範囲で移動していたものの、今は東寧市の山中に「定住」したようで、たびたびその姿が確認されている。その変化は、「完達山1号」の野外における高いサバイバル能力を裏付けているほか、現地がアムールトラにとって理想的な生息地であることをしっかりと裏付けている。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年12月18日