
上海出入国検査総局によると、国家移民管理局が2024年12月17日に240時間以内のトランジットビザを免除する新政策を打ち出してから2025年12月17日までの1年間に、同総局では延べ7万2000人の外国人が240時間トランジットビザ免除手続きを行ったという。中央テレビニュースが伝えた。
手続きを行った人数を国別で見ると、上位5ヶ国にはロシア、米国、英国、カナダ、インドネシアが並んだ。そのうち浦東国際空港の出入国審査所では延べ6万4000人が同政策がもたらした利便性の恩恵を受け、上海のクルーズ船出入国審査所では延べ約5000人が恩恵を受けた。
同政策によって出入国者数が増加しただけでなく、 中国の外国に対する一方的なビザ免除および相互ビザ免除の取り組みが強化され続けたことで、外国人観光客の間で中国旅行ブームが高まり続けている。今年は現時点で、上海出入国審査所から入国した外国人観光客が前年同期比40.6%増の延べ534万6000人に達した。そのうち浦東と虹橋の2大国際空港の出入国審査所から入国した人は延べ528万2000人に上り、全国の空港の中でトップに立っている。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年12月18日