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ハイグレード寝台列車で楽しむ「北国氷雪の旅」

15:42, December 31, 2025 

遼寧省の瀋陽駅で今月23日午後7時49分、汽笛が鳴り響き、「氷雪ツーリズム列車」Y571号が吉林省の延吉に向かって出発し、7泊8日の「北国氷雪の旅」がスタートした。

これは、中国鉄路瀋陽局集団有限公司が今冬に入ってから運行した初のハイグレード氷雪ツーリズム列車。静かで快適な旅を楽しんでもらおうと、全5車両が個室の寝台列車となっており、70床が設置されている。また、ダブルルームやツインルームなどが新設されているほか、一部の部屋には独立したトイレやシャワールームもある。

マルチ機能車両には、娯楽用の音響設備やテーブルゲームなどのほか、会議でも娯楽でも使える複数の人が座れるソファーも設置されており、夜間はゆっくり寝て、日中は楽しく遊ぶことができ、充実した旅を楽しむことができるようになっている。

同列車は、「夕方に出発して朝に到着」や「この列車1本で各地の観光スポットを巡れる」、「最後まで同じ部屋で過ごせる」などを売りにしている。旅客は荷物を列車に乗せたままで、長白山や「中国の雪郷」、哈爾浜(ハルビン)氷雪大世界、瀋陽故宮、査干湖など、15ヶ所の特色ある観光スポットを巡ることができ、荷物を持ち運びする必要はない。また、列車には専門のサービスチームも乗車しており、旅行に関する問い合わせや、旅のガイド、カスタマイズされたサービスなどを提供してくれる。

旅客は、長白山の天池を鑑賞したり、氷雪がテーマの娯楽や査干湖の冬の伝統漁「冬捕」を体験したり、鍋料理「鉄鍋燉」や朝鮮族の特色あるグルメを味わったりして、中国東北エリアの自然景観と風俗・文化をじっくりと体感できる。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年12月31日