広東省広州市のある中学生の後ろ姿が最近、中国のネットで大きな話題となっている。写真に写っているのは、中学校の制服であるジャージ姿の小柄な男の子。手には小さなスーツケース、背中にはリュックだけでなく、大小様々な荷物を背負って、地下鉄に乗ろうとしている。そのパッキングスキルには、中国のネットユーザー、特に保護者から賞賛の声が寄せられている。

「自分で帰るから迎えに来なくていい」
事前にパッキングの「予行演習」
この男子中学生は、広州市黄埔軍校記念中学校(中高一貫校)に在学している中学2年生の何梓睿くん。1月31日に、何くんの母親は取材に対し、「30日は冬休みに入るため、寮から自宅に戻る日だった。息子は朝6時に起きて、寮の荷物をまとめ始めたと言っていた。先週末に帰宅した時に、『30日は迎えに行こうか?』と聞いたら、『自分で帰ってくるから大丈夫』と言われた。息子は日曜日に、リュックの周りにロープで色々な荷物を一つに括りつける『予行演習』をしたと言っていた。それに重い物はスーツケースに入れて、軽いものはロープで括って背負い、どの荷物を括りつけたり、吊るすかといったところまでしっかり考慮したみたい」と話した。

予行演習で目途がたったところで、何くんは両親に、「地下鉄で家に帰るから、お父さんには最寄りの地下鉄駅まで迎えに来て欲しい」と伝えた。何くんが自分で荷物を背負って帰宅したのは今回が初めてではないのだという。夏休みに寮を引き払う際にも、大小さまざまな荷物を背負って家に帰ったという。
何くんの母親は、「息子は小さい時から、自分のことは自分でやろうとする子だった。2歳の時には、自分で自分の靴下を洗っていたし、裁縫も得意で、妹が小さい時に、蚊帳を破ってしまった時は、縫って直し、自分のカバンも縫って直したことがあった。サマーキャンプにも2回参加したことがあるので、パッキングのコツを教わったことがあるかもしれないが、専門的に学んだり、訓練を受けたりしたことはない」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年2月3日