![]() |
広東省潮汕地区の人々の1日は、朝食から始まる。潮汕地区の人々にとって、朝食は単に空腹を満たすために食べるのではなく、一日の始まりを告げる生活のセレモニーでもある。食事をする人々の中には、急いで食べてすぐに職場に向かう若者もいれば、朝の市場で野菜などを買った後に、おもむろに座り、腸粉(米粉を原材料にした中華式の蒸し点心)をのんびりと食べている近所の人もいる。そこでは、「クイック」と「スロー」が調和よく共生している。こうした朝食文化は、潮汕地区の人々の「鮮度」と「出来立て」のおいしい料理に対するこだわりに根差している。
軽快なリズムの打楽器の音と共に、潮汕の伝統舞踊「英歌舞」のパフォーマンスが始まると、街中は一気に賑やかになる。力強いステップと軽快なリズムから、この伝統的舞踊の色褪せることのない魅力をひしひしと感じることができる。潮汕地区で流行している「英歌舞」は、演劇や舞踊、武術が一体となった民間舞踊。2006年に第一陣の中国国家級無形文化遺産リストに組み込まれた。伝統行事や祭りなどで披露されることが多く、素晴らしい生活などを祈る思いが込められた踊りが、祝賀ムードを高めてくれる。近年は、英歌舞を踊る女性ダンサーも増えている。女性は、この伝統舞踊に、より豊かな表現と深みを加えている。
テーブルに並ぶ熱々の家庭料理から、リズミカルで賑やかな「英歌舞」のパフォーマンスに至るまで、潮汕地区は自分たちのスタイルで、伝統を普段の生活に溶け込ませ、世界に奥深い中華文化と近代的な活力を伝えている。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年2月12日