
黄鶴楼の横を通過する武漢の環状線の列車(写真提供・取材対象者)。
湖北省武漢市は春の訪れとともに、花見シーズンを迎えている。ここ数日、行楽に出かけている市民や観光客は、わずか6元(1元は約22.9円)で武漢市内を環状運転する普通列車に乗って、約1時間50分の武漢一周旅行を楽しめることを発見。経済的で、新鮮味のある春のアクティビティだと話題になっている。新華社が伝えた。
中国鉄路武漢局集団有限公司は今月14日から武漢市内で普通列車環状線の運行を開始した。1日4本運行されており、武漢東駅を出発して1周して再び出発駅に戻る。この環状線では長江を2度渡るほか、東湖景勝地や黄鶴楼、武漢長江大橋、亀山電視塔(テレビ塔)、漢口駅、武昌駅といった武漢市のランドマークを繋いでいる。

車内で記念写真を撮影する女性たち(写真提供・取材対象者)。
「緑皮車」(従来の普通列車)7両で編成されており、青いカバーの座席に座って、窓を少し開け、心地よい春の風をうけながら、「ガタンゴトン」というリズムに揺られ、外の美しい景色を見ていると、まるで過去にタイムスリップしたかのような気分を味わうことができる。
日中には日中の楽しみがあり、夜には夜の魅力がある。運行されている4本のうち、2本は午後6時50分と、55分に、武漢東駅から出発する。そして、それぞれ午後7時25分と、8時5分頃に武漢長江大橋を通過するため、乗客は車窓から美しい夜景を見ることができるほか、長江両岸の見事なライトアップを堪能することもできる。
質の高い乗車体験とリーズナブルな料金が相乗効果を生み出している。全行程の料金はわずか6元で、漢口駅から武昌駅だけの場合、所要時間は約20分で、料金は2元となる。武昌駅から武漢東駅まで乗る場合は、所要時間が約25分で、料金は3元となる。今月14日と15日だけでも、延べ約7500人が武漢東駅から乗って、1周してまた武漢東駅に戻って来た。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年3月20日