
今月8日に開かれた湖北省武漢市第15期人民代表大会常務委員会第33回会議で、「武漢市人民代表大会常務委員会の長江スナメリをご当地キャラクターにすることに関する決定」が可決された。これにより長江スナメリが正式に武漢市のご当地キャラクターになった。長江スナメリをご当地キャラクターとすることを地方の人民代表大会で決定したのは、武漢市が初となる。長江日報が伝えた。
淡水イルカである長江スナメリは、長江の中・下流にのみ生息する固有種。中国の国家一級保護野生動物に指定されており、「微笑む天使」の愛称で、武漢市の市民に愛されている。

武漢のスナメリ保護と都市の融合は近年、顕著な成果をあげている。スナメリの群れは、長江の武漢区間で安定して生息し、中国科学院水生生物研究所は、同市に世界初となるスナメリ精子バンクを設置。スナメリの人工繁殖を通して、2世代目の繁殖に成功している。また、「全市民でスナメリに親しむ月間」や「デジタルスナメリ」などが都市ブランドとなり、スナメリの要素が全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議全国委員会)や国際湿地カンファレンス、フランスのパリで開催された都市のプロモーションイベントといった重要なプラットフォームで紹介され、ネット上のクリック回数は延べ1億回を超えるなど、武漢市が誇る「代名詞」となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年4月10日