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習近平国家主席とサンチェス首相の会談、共通のキーワードは「多国間主義」

16:37, April 15, 2026 

習近平国家主席は14日、中国を公式訪問中のスペインのサンチェス首相と北京で会談した。サンチェス首相の訪中は、この4年間で4度目となる。厳しく複雑な現在の国際情勢を背景に、両国首脳は会談で共に「多国間主義」というキーワードに言及した。中国新聞社が伝えた。

習主席が会談で「中国とスペインは世界が『ジャングルの掟』へと逆戻りすることに反対し、真の多国間主義を共同で守るべきだ」と強調したことに、外部は注目した。サンチェス首相も、中国と意思疎通や協調を緊密化し、国際法と多国間主義を維持する意向を表明した。

中国現代国際関係研究院欧州研究所の陳暘所長は「多国間主義の堅持は、中国とスペインを含む欧州諸国との重要な共通認識だ。現在の情勢下で両国が改めて明確に態度を表明したことは、政策の継続性と安定性の維持に寄与し、戦略的な冷静さを示すものであり、国際社会への共通のメッセージだ」と指摘する。

両国首脳による戦略的リーダーシップの下、両国間の協力は実り豊かな成果を収めている。2025年の両国間の物品貿易総額は550億ドル(1ドルは約158.8円)を超え、前年比9.8%増となった。中国はスペインにとって、EU外で最大の貿易相手国の地位を揺るぎないものにしている。

陳所長によれば、これらの共通利益の獲得は、二国間レベルでの持続的な推進と切り離せず、比較的安定した国際的調整・協力とも密接に関係している。これは、今回双方が多国間主義の立場を重ねて表明した重要な理由でもある。

会談でサンチェス首相は、スペインが「新冷戦」や「デカップリング及びサプライチェーンの分断」に反対し、欧州・中国間の意思疎通や理解の深化、協力の強化を支持することを強調した。

北京外国語大学地域・グローバルガバナンス高等研究院の崔洪建教授は、こうした発言について、「複雑な国際環境におけるスペインの政策的考えの表れであり、対中関係をめぐる欧州内の実務的な声をある程度反映している」との見方を示している。(編集NA)

「人民網日本語版」2026年4月15日