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妊娠143回、出産199頭の「業績」誇る四川臥竜神樹坪基地のパンダ「お見合い」術とは?

16:38, June 09, 2026 

四川臥竜中華ジャイアントパンダ苑神樹坪基地で、エサを食べたり、じゃれ合ったりするパンダ「南小月(ナンシャオユエ)」とその2頭の子供(6月3日撮影・龐無忌)。

四川臥竜中華ジャイアントパンダ苑神樹坪基地で、エサを食べたり、じゃれ合ったりするパンダ「南小月(ナンシャオユエ)」とその2頭の子供(6月3日撮影・龐無忌)。

中国ジャイアントパンダ保護研究センター4大基地の1つである「神樹坪基地」は、四川省阿壩(アバ)蔵族羌(チャン)族自治州汶川県ジャイアントパンダ国家公園臥竜エリアに位置し、主にパンダの飼育や繁殖、疾病予防管理、及び関連技術標準と規程の研究や開発を担当しているほか、中国全土のジャイアントパンダの血統登録管理などの業務も行っている。2025年末の時点で、同基地ではパンダが143回妊娠し、合わせて199頭の赤ちゃんが生まれた。中国新聞社が伝えた。

四川臥竜中華ジャイアントパンダ苑神樹坪基地で、ミルクを飲むパンダ「喜琳(シーリン)」と「蘭章(ランジャン)」(6月3日撮影・龐無忌)。

四川臥竜中華ジャイアントパンダ苑神樹坪基地で、ミルクを飲むパンダ「喜琳(シーリン)」と「蘭章(ランジャン)」(6月3日撮影・龐無忌)。

中国ジャイアントパンダ保護研究センターの飼育・繁殖専門家の程建斌氏によると、「繁殖する前に、パンダの『お見合い』をさせる。神樹坪基地は毎年、パンダの性的成熟状況に基づき、繁殖計画を制定し、繁殖適齢期に入った雌と雄のパンダを隣合わせの飼育舎にしている」という。

2頭のパンダが「両想い」であるかを、どのように見極めているのだろうか?程氏は、「相手の声を聞いたり、臭いを嗅いだりした時、『両想い』のパンダは、相手のことが好きなことを表す「メェメェ」という鳴き声を出す。逆に、もしイライラしていたり、うなり声を出したりしている場合は、相手のことが気に入らなかった確率が高く、その後のステップは踏まずに、お見合い終了となる」と説明する。

四川臥竜中華ジャイアントパンダ苑神樹坪基地の草むらに寝そべって竹を食べるパンダ「小奇跡(シャオチージー)」(6月3日撮影・龐無忌)。

四川臥竜中華ジャイアントパンダ苑神樹坪基地の草むらに寝そべって竹を食べるパンダ「小奇跡(シャオチージー)」(6月3日撮影・龐無忌)。

神樹坪基地は、数十年にわたり血統登録の作業を続けている。スタッフは遺伝係数アルゴリズムに基づいて、雌のパンダの「お眼鏡にかなう」雄のパンダを選び、近親交配も避け、個体群の遺伝的多様性を保全している。中国ジャイアントパンダ保護研究センター・繁殖生理研究室の専門家・周強氏によると、「現在、基地の『もてる』雄のパンダと雌のパンダがどんどん増えており、相手が見つからないというケースはほとんどない」という。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年6月9日