
白い雲が浮かぶ青空が広がり、爽やかな初夏の訪れを感じさせる北京の人気観光スポット・頤和園(6月9日撮影・徐金泉)。
6月に入り、北京はとても心地よい初夏を感じさせる季節を迎えている。空気は澄んで、青空にはモクモクとした雲が広がり、夕方になると夕焼けで赤く染まっている。湿度が低いため、蒸し暑さは全くなく、朝晩は特に爽やかさを感じることができる。夏特有の蒸し蒸しした暑さは全く感じられず、とても心地良いため、多くの市民は、北京のこの天気を「なんか吹っ切れたような天気」と喜んでいる。

白い雲が浮かぶ青空が広がり、爽やかな初夏の訪れを感じさせる北京の人気観光スポット・頤和園(6月9日撮影・徐金泉)。
中国天気網の信欣首席気象分析師は、「1年の中でも、北京の空が最も美しく、最も心地良い天気になるのは寒冷渦が到来することがある5月末から6月初め頃」と説明する。寒冷渦とは、中・高緯度地域で反時計回りの渦を作る大型低気圧のことで、寒気が集まっている場所ということもできる。

白い雲と青空の下、北京市のスケールを感じさせるビル群が織りなす初夏の風景(6月9日撮影・王建華)。
「北京市の気温」を観測する代表的な観測所「南郊観象台」の今月1日から8日の平均気温は22.5度と、この時期の平均気温24.2度を1.7度下回った。7日の最低気温に至っては、11.1度と、1998年以降では、過去最低を更新した。

白い雲と青空の下、北京市のスケールを感じさせるビル群が織りなす初夏の風景(6月9日撮影・王建華)。
こうした「サプライズ」をもたらしてくれる「寒冷渦」は通過する時に大気中の塵やほこりなどを運び去ってくれるため、青い空に白い雲が浮かぶ、心癒される美しい景色が広がる。また、気温も下がり、湿度も低く、中国の北方エリアに爽やかな初夏を感じさせる季節をもたらしてくれている。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年6月10日