中国で唯一のゴマフアザラシの繁殖地である遼寧省盤錦市の遼河口では、日差しが心地よい夏になると、砂浜で気持ちよさそうに日向ぼっこしたり、頭を挙げて辺りを見回したりしているゴマフアザラシ十数頭を目にすることができ、とても愛らしい。人民網が伝えた。

遼河口の砂浜で日向ぼっこするゴマフアザラシ(撮影・謝剛)。
遼寧盤錦湿地保護協会の田継光氏は、「今年は最も多い時で、1日に451頭のゴマフアザラシが砂浜に上がっていた。3年連続で過去最多を更新した」と高揚する気持ちを抑えながら語った。なぜなら、以前は数十頭しか確認できなかったからだという。

遼河口の砂浜で日向ぼっこするゴマフアザラシ(撮影・邱宇哲)。
近年、北に移動することなく、遼河口で冬を過ごすゴマフアザラシがますます増えている。ゴマフアザラシのこの行動は、同地の環境を高く評価していることを無言のうちに示していると言えるだろう。

たくさんの種類の鳥が飛来する遼河口(撮影・謝剛)。
湿地修復の受益者はゴマフアザラシだけではない。遼河口ではすでに336種類の鳥類が確認されている。そして、そこは世界最大のズグロカモメの繁殖地となっている。18キロにわたって続く砂浜の紅海灘風景ロードでは、鳥の群れの写真を撮影している写真愛好家や、没入型でエコツーリズムのアクティビティを楽しむ観光客、湿地で自然に対する理解を深めている子供たちの姿などを見ることができる。2025年、同地を訪れた観光客は延べ105万人、観光収入は5000万元(1元は約23.7円)以上に達した。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年6月11日