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貴州省梵浄山の麓で働く王錦さんの仕事は、一見するととても単純に見える。毎朝早く山に入り、新鮮な木の葉を採集し、時間通りにハイイロシシバナザルに果物や野菜を用意し、餌の摂取状況や行動、健康状態を観察する。
しかし、世界に約850頭しか生息していない希少種を前にすると、その仕事は決して簡単なものではない。来る日も来る日も餌をやり、観察し、寄り添う。梵浄山を包む雲霧の中で、この若者は人と自然の最も素朴で貴重なつながりを目の当たりにしている。王さんにとって、この仕事はもはや単なる職業ではなく、守り続ける責任そのものとなっている。
現在、当地では人工繁殖、生態回廊の整備、24時間体制のスマート監視ネットワークを通じて、ハイイロシシバナザルのためにより安全な生息環境づくりが進められている。
「私たちの仕事は、単にハイイロシシバナザルを保護することだけではなく、梵浄山の豊かで独特な生物多様性を守り、人と自然が調和して共生する物語を綴り続けていくことでもある」と王さんは語った。(編集NA)
「人民網日本語版」2026年6月11日