北京外国語大学のキャンパスで6月12日午前9時、飛べなくなっている大きな鳥が発見された。教職員や学生が画像識別アプリを使って調べたところ、サカツラガンの成鳥であることが分かった。校内は往来する人や車が多いため、「環境保護」サークルに所属する学生がすぐに北京市野生動物救護センターに連絡。サカツラガンはすぐに保護された。

目撃者によると、このサカツラガンは、木から落ちた後に飛ばなくなり、校内を歩き回っていたという。救護スタッフが検査したところ、怪我などはなかったという。現在、このサカツラガンは既に翠湖湿地公園に放されている。
中国の国家二級重点保護野生動物に指定されているサカツラガンは、東アジア固有の渡り性水鳥だ。では、そのサカツラガンがなぜ大学のキャンパスに出没したのだろうか?海淀区湿地・野生動植物保護管理センターの職員によると、サカツラガンは群れで行動することを好み、通常は数十羽から数千羽の大きな群れで活動し、水辺に生息している。今回、大学のキャンパスに単独で出没したサカツラガンは、飛んでいる途中に群れからはぐれ、その後、体力がなくなった可能性が高いと見られている。
北京の生態系や環境は近年、改善しつつあり、以前は一部の湿地公園でしか見ることができなかったサカツラガンが、今では緑地や市内の中心地にも姿を現すようになっており、保護される野生動物も年々増えている。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年6月16日