ウォン安が進んでいるほか、燃油サーチャージの増額も続いているのを背景に、今年の夏、韓国人観光客が近場の海外旅行に行く傾向が強くなっている。韓国・聯合ニュースの報道によると、中国が韓国人を対象にビザ免除措置を実施しているほか、旅行商品のラインナップが充実し、コストパフォーマンスも高いため、韓国では中国旅行の人気が高まり続けている。
韓国の旅行会社「モードツアー」が15日に発表した夏の海外旅行予約の統計によると、14日の時点で、7月18日から8月8日の間に出発する海外旅行商品の予約のうち、近い渡航先が全体の約82%を占めている。地域別で見ると、一番多い渡航先は中国で27.4%。次に東南アジアが24.3%で続いた。それに対して、長距離旅行となる欧米諸国が占める割合は2割未満となっている。
韓国法務部の出入国統計月報によると、今年4月、中国を訪問した韓国人は延べ31万6680人で、前年同月の延べ25万6010人と比べると23.7%増となった。
韓国人観光客に人気の中国国内の旅行先を見ると、自然の景観や避暑を目的としたコースが依然としてメインとなっている。全ての中国旅行の予約のうち、長白山のツアーが46.3%、以下、湖南省の張家界10.4%、山東省の青島8.4%、内蒙古(内モンゴル)自治区が7%と続いている。韓国メディアは、「夏でも涼しく、自然の風景が美しい長白山は避暑を目的とした韓国人観光客に人気の目的地」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年6月17日