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ドラゴンボートを通じて中国の四字熟語「同舟共済」の精神を体感した外国人

16:19, June 17, 2026 

2026年中国南昌国際ドラゴンボートレースが江西省南昌市の九竜湖で開催(撮影・時雨)。

2026年中国南昌国際ドラゴンボートレースが江西省南昌市の九竜湖で開催(撮影・時雨)。

江西省南昌市の九竜湖で14日午前、2026年中国南昌国際ドラゴンボートレースが開催され、約1200人の選手からなる47チームが、水しぶきを上げながら、デッドヒートを繰り広げた。レースにはドイツやイタリア、米国、カザフスタンなどのドラゴンボートを愛する人々も参加した。新華社が伝えた。

今回のレースでは、初めて外国人チーム部門を新設し、12人からなるチームが800メートル直進コースに挑戦した。

マレーシア・クチンドラゴンボートチームのリーダー林志健さんは、子供の頃から、母親にちまきの作り方を教えてもらっていたという。今回、南昌市に来た林さんは、チームのメンバーと共に、ちまきを食べ、ヨモギ飾りや香袋を作るといった端午節(端午の節句、今年は6月19日)の風習を体験した。林さんは、「子供の頃から、中国には『友達とはしばしば行き来するもの』という古い言葉があると教えられていた。来年もレースに出場したい」とした。

古くから伝わる中国の伝統的なスポーツであるドラゴンボートが今、世界中の愛好者の「共通言語」になっている。

2026年中国南昌国際ドラゴンボートレースが江西省南昌市の九竜湖で開催(撮影・時雨)。

2026年中国南昌国際ドラゴンボートレースが江西省南昌市の九竜湖で開催(撮影・時雨)。

ドイツのドラゴンボートチーム・ドラゴンナイトのキャプテンであるアンドレアス・ウィリアムスさん(58)は、「同じドラゴンボートに乗って、みんなの心と力を一つにして、オールを漕がなければならない」と、水しぶきを浴びた顔を拭きながら話していた。ウィリアムスさんは上海のドイツ系企業でマネージャーとして働き、2004年からドラゴンボートの練習を始め、南昌のレースに出場するのは今回で3回目だという。

ローイング競技は個人の腕の力やリズムが問われるのに対して、ドラゴンボートはチームワークが特に重要で、太鼓手が太鼓を叩いてリズムを合わせ、漕手全員がタイミングを合わせてオールを漕ぎ、舵取りが針路をコントロールするという独特のスタイルとなっている。ウィリアムスさんは、「この一緒に作り出すリズムは、他のウォータースポーツでは味わえない」と話す。

米国のドラゴンボートチーム・ルンデスポーツのキャプテンであるエミル・シャジエフさんは広州に住んでおり、他のメンバーは上海や深セン、杭州などから南昌に来たという。シャジエフさんは、「メンバーにはビジネスをしている人や教師、エンジニア、さらには定年退職した人もいる。でも、ドラゴンボートにあるのは純粋なスポーツマンシップと友情だけ」と話す。

ウィリアムスさんは、「このスポーツを通してメンバーが集まり、一緒に練習して汗を流すことができる。ドラゴンボートをすると、精神的パワーを感じる。それは中国語で言うところの『同舟共済(同じ船に乗り合わせて助け合うの意)』だ」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年6月17日