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中国の第1陣の交通管理ロボットの働きぶりは?

16:35, July 06, 2026 

夕方の帰宅ラッシュ時間帯に、浙江省杭州市拱墅区の道路・体育場路と和延安路の交差点に行くと、杭州市公安局交通管理支隊に所属する陳三川さんが交通整理を行い、その近くでは、「新米の同僚」が息の合った連係プレーを見せていた。人民日報が報じた。

「新米の同僚」とは、第1陣の「杭警智行」交通管理ロボットのうちの1台で、その身長は188センチ。頭には黒い警察官の帽子を被り、上半身は黄緑の蛍光色に塗装され、4輪のモバイルシャーシに乗って移動するなど、近未来感を漂わせている。

今年の杭州マラソン大会で交通整理に参加した交通管理ロボット(撮影・瀋静瑜)。

今年の杭州マラソン大会で交通整理に参加した交通管理ロボット(撮影・瀋静瑜)。

ロボットのタッチパネルの「話しかける」を押し、「西湖文化広場まではどうやって行くの?」と問いかけると、すぐに道案内してくれる。陳さんは取材に対して、「ロボットに搭載されている大規模言語モデルを活用して、交通管理ロボットは、リアルタイムの道路状況や位置と結びつけ、音声対話とパネルの画像・文字表示を通して、市民や観光客にベストのルートを教えてくれる」と説明してくれた。

陳さんが話しているそばで、ロボットは、「黒い服を着ている方、停止線を超えていますので、少しバックしてください。ご協力に感謝します」と、温もりのあるはっきりした声で話すと、指摘された人はすぐさま後ろに下がっていた。

杭州市の西湖景勝地で、観光客に道案内する交通管理ロボット(撮影・周汗一)。

杭州市の西湖景勝地で、観光客に道案内する交通管理ロボット(撮影・周汗一)。

これもまたロボットの優れた機能の一つで、高性能の視覚認識アルゴリズムを通して、交差点において、全天候型でマルチターゲットのスマートモニタリングを行い、非自動車両が停止線を超えたり、ヘルメットを着用していなかったりといった違反行為を自動で認識することができる。もし、3回にわたる注意喚起後も改めなかった場合、システムはその証拠を杭州市公安局交通管理支隊の警報センターに送信する。

モバイルシャーシの車輪が安定した速度で回転すると、交通管理ロボットは交差点の中央まで移動していった。そして、信号とミリ秒レベルで連動し、直進や停止、左折など8種類の合図を正確に出していた。その動きと信号は完全にシンクロしていた。

陳さんは、このロボットが協力してくれるようになり、普段の仕事がかなり楽になったと感じており、「新しい『相棒』が、多くの基本的な業務を代わりにやってくれるので、私たち警察官は事故や突発的な事件の処理により多くの時間と労力を使えるようになっている」と話す。

今年5月1日、第1陣となる交通管理ロボット15台が、各交通警察中隊の管轄に応じて配備され、西湖景勝地、及び杭州の中心商業圏周辺の交通量の多い交差点に導入された。ロボットは目覚ましい成果を挙げており、これまでの稼働時間は累計で647.7時間、交通違反警告は延べ2万5000回以上、案内サービスは延べ2000回以上に達している。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年7月6日