7月15日から始まった1年で最も暑い時期「三伏」は、今年は8月24日までの40日間続く。厳しい暑さとなる中、中国では避暑を目的とした旅行の人気が高まり続けている。中国のオンライン旅行予約サイト・同程旅行が4日に発表した報告によると、今月3日の時点で、「リバートレッキング」や「ラフティング」、「滝」といったキーワードの検索回数が前月比で138%増となり、関連の旅行商品の予約も同70%以上増となっている。

貴州省遵義市鳳岡県万仏峡谷の螞蝗溝で遊ぶ観光客。
7月15日に「三伏」が始まって以降、涼を求める人の間で「リバートレッキング」が大人気となっている。浙江省や江蘇省、安徽省、広東省などには、リバートレッキングができる場所がたくさんあり、人気が高まり続けている。中でも、浙江省安吉県の井空里大峡谷や浙江省永嘉県の楠渓江、杭州市の九渓十八澗、安徽省黄山市の翡翠谷、宣城市の月亮湾といった景勝地は、検索回数や予約数が前月比で75%以上増となっている。渓谷でのラフティングも大人気で、浙江省杭州市桐廬県の虎嘯峽、広東省清遠市の古竜峡といった自然の渓谷で楽しむラフティングの人気が著しく高まっている。

貴州省遵義市綏陽県の十二背後景勝地の洞窟でスタンドアップパドルボード(SUP)を楽しむ観光客。
その他、渓谷でのスリリングなアクティビティも人気になっている。今月3日の時点で、同程旅游において、「キャニオニング」や「ヴィアフェラータ」、「滝つぼダイブ」といったキーワードの検索回数が前月比で130%以上増となっている。人気の場所を見ると、浙江省安吉県の竜王山、海南省の呀諾達雨林文化景勝地、湖北省宜昌市の三峡奇潭など、キャニオニングを楽しむことができる景勝地の検索回数の伸びが特に際立っており、検索回数と予約数は前月比で66%以上増となっている。

貴州省貴陽市清鎮の酷玩秘境峡谷探検公園で遊ぶ観光客。
同程研究院は、「三伏」には30日間バージョンと40日間バージョンがあり、今年は40日間バージョンとなっているため、避暑を目的とした旅行が人気になる期間が長くなっていると分析している。体験感や交流を重視する若者によって、避暑を目的とした旅行の商品形態が再定義されている。「渓谷ブーム」が巻き起こっていることは、実際には「静かな所でゆっくりして涼む」から「アグレッシブな水遊び」へと消費がシフトアップしていることを示している。リバートレッキングやラフティング、キャニオニングを代表とする渓谷のアクティビティが今、暑さを忘れさせる涼しさの体感と参加感あるスポーツを結び付け、「避暑」そのものを体験やシェアが可能なコンテンツ消費へと変えている。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年8月6日