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中国のデリバリー配達員のユニフォームが「フランスデザインアワード」で金賞

16:33, September 24, 2026 

フランスデザインアワード2026の表彰式が9月19日、パリで行われ、クイックコマースを展開する中国の「淘宝閃購」が昨年8月に打ち出した初のデリバリー配達員のユニフォームが金賞を受賞した。第一線で活躍する労働者のユニフォームが金賞を受賞したのは、フランスデザインアワード史上初めてのことだ。人民網が伝えた。

フランスデザインアワード組織委員会のダリオ・オリベロ会長は、「このユニフォームを見ると、一目でデリバリー配達員が敬意を受けるに値するエッセンシャルワーカーと分かる。デザイン、アート、人的・文化的精神の力が依然としてこの世界に影響を与えている」と語った。

パリで行われたフランスデザインアワード2026の表彰式の様子(写真提供・取材対象者)。

パリで行われたフランスデザインアワード2026の表彰式の様子(写真提供・取材対象者)。

淘宝閃購のデリバリー配達員のユニフォームのデザインチームによると、このユニフォームに込められた思いの原点と発案者は阿里巴巴(アリババ)の創業者・馬雲氏なのだという。

昨年8月、淘宝閃購は「橙意計画」を打ち出し、デリバリー配達員を対象とした福利厚生をアップデートする一連の措置を展開。同計画には100万人以上のデリバリー配達員に無料でユニフォームを提供する措置も含まれていたほか、中国初となる全てのデリバリー配達員を対象とした養老金(年金)、医療・社会保険料手当を実施し、淘宝閃購が「社区侠」公益性奨励体系を打ち出し、「見義勇為人員」(正義のために勇敢に行動した人)を表彰し、コミュニティにおけるデリバリー配達員をサポートしている。

「橙意計画」の「社区侠」賞受賞第1号となったのは広東省のデリバリー配達員・呂煒権さんだ。昨年7月18日、呂さんは高さ10メートルの橋の上から川に飛び込んで、溺れた人を救助した。そして、名前や連絡先も残さずにその場を去った。その後、動画を見た同僚が、「無名の英雄」は呂さんであることに気付き、その善行は広く知られるようになった。

こうしたデリバリー配達員への「敬意」の思いが、最も優れたデザインとなっている。中国では現在、100万人以上のデリバリー配達員が毎日このユニフォームを着て街中を走り回っており、中国のほとんどの都市でその姿を見かけることができる。いつも時間との戦いを繰り広げるデリバリー配達員は、「夢」を追いかけて走り、敬意を受けるに値するこうした彼らの姿は多くの人の心に刻まれている。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年9月23日