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中韓が貿易投資協力の深化で一連の共通認識を達成

中韓経済共同委員会第24回会議がこのほど行われた。中国商務部(省)の当局者は3日、「両国は中韓自由貿易協定(FTA)の第2段階交渉を積極的に推進し、より多くの貿易の分野とポテンシャルの開拓に努力することに同意した」と述べた。中国新聞社が伝えた。

同部アジア司の責任者は、「中韓はオフラインのマンツーマン方式で会議を開き、政府間の経済貿易分野での交流と協力を段階的に回復することを推進し、常態化した新型コロナウイルス感染症対策の下で対外開放をさらに拡大しようとする中国の決意と意志を明らかにし、中韓両国の二国間の経済貿易関係を揺るぎなく発展させようとする明確で積極的なシグナルを外部に向けて発信した」と述べた。

同責任者は、「今回の会議で中韓両国は一連の共通認識を達成した。双方は、中国の『一帯一路』(the Belt and Road)イニシアティブと韓国の『新南方政策』、『新北方政策』とのマッチングや協力を引き続き積極的に推進し、中韓FTAの第2段階交渉を積極的に推進し、『中韓経済貿易協力共同計画(2021-2025年)』を早急に制定することで同意した。また双方は各種の経済貿易促進活動を積極的に組織し、両国の実力があり、信頼度の高い企業が双方向の投資を展開することを支持することで同意した」と述べた。

産業のマッチング協力において、中韓はマッチングを強化し、産業協力によって各分野の貿易投資協力を牽引するよう共同で推進し、ポストコロナ時代の両国経済貿易協力の新たな成長源を育成することで見方が一致した。

また双方は引き続き地域と多国間の枠組みでのコミュニケーションと協調を強化し、年内に予定通り東アジア地域包括的経済連携(RCEP)に調印するよう推進し、中日韓FTA交渉を推進し、多国間貿易体制を維持することで合意した。

ここ数年、中国と韓国の間では貿易・投資の往来が密接に行われている。中国は韓国にとって最大の貿易パートナーであり、最大の輸出市場であり、最大の輸入国だ。韓国は中国の3番目の貿易パートナーだ。中国側の統計によれば、2019年末現在、韓国から中国への実行ベース投資額は累計825億8千万ドル(1ドルは約106.1円)に上り、中国から韓国への同投資額は累計78億7千万ドルに上った。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年8月5日