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中国とウクライナ結ぶ「斉魯号」欧亜班列第1便が運行スタート

国際定期貨物列車「欧亜班列」の山東省煙台とウクライナの首都キエフを結ぶ「斉魯号」は24日、第1便が順調に運行をスタートし、中国からウクライナへ初の直行列車が開通したことを示している。中国新聞社が伝えた。

この路線は山東高速集団が包括的に運営を担当する。計41基のコンテナからなり、主に機械設備、家電製品などの貨物を搭載して、始発駅の煙台駅を出発すると、二連浩特(内蒙古<内モンゴル>自治区)の通関地から出国し、18日後にウクライナに到着する。

ウクライナは欧州の重要な港であり対外貿易の中心地。この鉄道路線の開通により、山東の企業の貨物をウクライナまで輸送する時間が、海上輸送で45日間かかっていたのが、20日間前後に短縮された。

今年に入ってから、「斉魯号」の運行本数は累計562本に達し、前年同期比41.2%増加した。現在、「斉魯号」が運行する路線は34路線に増加し、「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国の42都市へ直通運行している。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年5月25日