「一帯一路」ニュースネットワーク

「一帯一路」ニュースネットワーク>>ニュースルーム

中国の風雲気象衛星データ、107カ国・地域に恩恵をもたらす

2020年は中国初の人工地球衛星「東方紅1号」の打ち上げ成功50周年だ。中国郵政はこのほど、「中国初の人工地球衛星打ち上げ成功50周年」記念切手を発行した。切手の背景となるデザインは、気象衛星「風雲4号」が撮影した地球の写真だ。科技日報が伝えた。

気象衛星の経済・社会の発展への貢献による効果が加速度的に実現されている。現時点で風雲気象衛星のデータを利用する国と地域は107に増加している(「一帯一路」沿線75カ国が含まれる)。29カ国がすでに風雲気象衛星データ直接受信基地を建設しており、28カ国が風雲気象衛星国際ユーザー防災減災緊急保障メカニズム(FY_ESM)のユーザーとして登録されている。

中国はすでにキルギスタン、ロシア、モンゴルなどの30カ国に向け、気象衛星データグリーンサービスルートを開設している。2019年にはモザンビーク、スリランカ、ロシア、豪州などの国に向けFY_ESM、宇宙・重大災害国際憲章メカニズム、国家総合地球観測データ共有プラットフォーム緊急メカニズムを含む、11回の国際地球観測緊急サービスを行った。国家衛星気象センターは2019年に「一帯一路(the Belt and Road)」リモートセンシング応用特別報告書を37回作成・発表し、アフリカ、アジア、アメリカ大陸など複数の国に、台風、森林火災、砂嵐などのリモートセンシングモニタリングサービスを提供した。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年4月27日