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中国の民間航空便、8月末に新型コロナ前の9割まで回復

開催中の2020年中国国際サービス貿易交易会の会期中に行われる航空産業に関する唯一のフォーラム「第2回『空のシルクロード』国際協力サミット」が8日行われた。中国民用航空局の崔暁峰副局長が発言の中で、「8月末には、中国民間航空の1日あたりの定期便数は1万3千便を超え、新型コロナウイルス感染症発生前の9割まで回復した」ことを明らかにした。

崔氏は、「現在、中国は96の『一帯一路』(the Belt and Road)参加国・地域と政府間の航空輸送協定を締結している。感染症の流行中にも、中国はこのうちの45ヶ国・地域との間で定期旅客・貨物便の運航を継続し、『一帯一路』協力のために安全、迅速で高効率の空の架け橋を構築した。8月末には、中国民間航空の1日あたり定期便数は1万3千便を超え、新型コロナ発生前の9割まで回復した」と述べた。

新型コロナに直面して、中国民間航空は「一帯一路」各国を含む世界各国との協力を強化し、50を超える国・地域の民間航空主管当局および海外の航空会社58社と新型コロナの予防・抑制の経験を共有し、国際民間航空機関(ICAO)、国際航空運送協会(IATA)、国際航空評議会(ACI)、アラブ民間航空委員会(ACAC)、アフリカ民間航空委員会(AFCAC)、ラテンアメリカ民間航空委員会(LACAC)などの国際的・地域的民間航空機関と協力を展開し、国際機関が主導する感染症予防・抑制と運航再開に関わる活動に参加するとしている。

崔氏は、「感染症の流行中に、『一帯一路』の協力パートナーは共同で助け合い、中国に貴重な支援を提供してくれた。中国も47ヶ国・地域に防疫物資1700トン以上を運んだ」と述べた。

現在、中国と「一帯一路」参加国・地域との間で定期貨物輸送便が毎週1068便運航し、新型コロナ前の2.6倍に増えている。こうした路線と便は「一帯一路」参加国が手を取り合って感染症に対抗するための「生命の通路」になり、「運命のきずな」になっている。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年9月9日