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中日「リモート対話」が威海で開催 交流イベント「対話地方」シリーズスタート

中国各地で展開される中日交流イベント「対話地方」シリーズの今年第一弾となる中日経済貿易・文化・観光交流プロモーション活動がこのほど、山東省威海市で開催された。参加者はオンラインで威海とつながり対話することで、双方の協力が新たな高みへと押し上げられることが期待されている。中国新聞網が伝えた。

今回のプロモーション活動のメイン会場は威海に設置され、「オンライン」と「オフライン」を組み合わせるスタイルで、「威海の経済貿易産業、文化・観光、パークの投資誘致、対外協力の優位性をPR」をテーマに開催された。中国公共外交協会や在日本中国大使館、在大阪中国総領事館、在青島日本総領事館、大阪府議会日中友好親善議員連盟などの代表、日系企業の代表など合わせて260人が参加した。

統計によると、威海市には日系企業が125社あり、実際に入金された外資の残高は2億900万ドル(1ドルは約108.9円)と、同全域の総額の2.98%を占めている。2020年、同市の企業1484社が日本と貿易を行い、対日貿易額は前年比7.2%増の169億7000万元(1元は約16.95円)だった。

中国と日本の各友好都市の民間交流活動が日に日に盛んになるにつれて、日本人観光客向けに打ち出される歴史を訪ねる旅や青少年研究学習旅行、スポーツ・レクリエーション旅行、健康増進・保養旅行などが、山東省、膠東半島の主力旅行商品となり、同地域を訪問する日本人観光客は年間延べ2万6000人と、外国人観光客の4.29%を占めるようになっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年5月19日