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中国1-5月の「一帯一路」沿線国への投資が急増 

商務部(省)がこのほど明らかにしたデータによると、今年1-5月には、中国から「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国への投資額が急速に増加し、請負プロジェクトが安定的に推進された。同期の非金融分野の直接投資額は前年同期比13.8%増の74億3千万ドル(1ドルは約110.7円)に上り、同期の投資総額の17.2%を占め、この割合は前年同期比1.7ポイント上昇した。沿線国における請負工事は新規契約額が464億9千万ドルで同期の対外請負工事の新規契約額の55.5%を占め、完成工事高が308億ドルで同期の対外請負工事の完成工事高の58.5%を占めた。中国証券網が伝えた。

複数の分野で対外投資が増加し続け、地方の対外投資の割合が8割近くを占めた。同期に製造業に向かった対外直接投資は同11.8%増の72億ドル、情報伝達業への投資は同49.4%増の35億1千万ドルだった。科学研究・技術サービス業、電力・熱・ガス及び水の生産・供給、交通輸送、住民サービスなどの分野への投資も増加した。国内の投資家の構成を見ると、地方企業による非金融分野への直接投資は同3.8%増の327億5千万ドルとなり、同期の対外投資総額の75.7%を占めた。

対外請負工事プロジェクトはインフラ分野に集中し、一部の業界が好調な動きを見せた。同期の中国企業が請け負った対外インフラ類工事の新規契約額は618億ドルに上り、同期の対外インフラ類工事の新規契約額の74.7%を占め、完成工事高は426億6千万ドルに上り、同期の対外インフラ類工事の完成工事高の80.7%を占めた。また同期には交通輸送、工業建設、土木建設などのプロジェクトの新規契約額が急増した。そのうち、交通輸送類は新規契約額が37.0%増、完成工事高が11.8%増だった。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年6月28日