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習近平国家主席がチェコ大統領、ギリシャ首相と電話会談

習近平国家主席は7日夜、チェコのゼマン大統領、ギリシャのミツォタキス首相とそれぞれ電話会談を行った。新華社が伝えた。

習主席はゼマン大統領との会談で、「中国及び中国の発展を正しく受け止め、中国とチェコの意思疎通及び協力の強化に尽力し、関係する問題を適切に処理して、両国関係の健全性及び活力の維持を図る関係者がチェコ側に増えることを希望する。双方は『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設などのプラットフォームを活用し、新コロナウイルス感染症との闘いにおける協力を深め、経済活動の再開及び回復を推進し、相互投資及び貿易を促し、注目点となるような協力を増やすべく努力する必要がある」とした。

ゼマン大統領は、「チェコ側は中国との友好協力の強化に尽力しており、中国側と緊密に意思を疎通し、妨害を排除し、両国関係の健全で順調な発展を確保することを望んでいる。双方が共に努力して、経済協力を促進することを希望する」とした。

習主席はミツォタキス首相との会談で、「中国とギリシャの包括的な戦略的パートナーシップの構築から今年で15年、両国の国交樹立から来年で50年になる。中国側はギリシャ側と国政運営面の経験交流を強化し、伝統的友情及び実務協力を深め、両国関係を新たな段階へと押し上げることを望んでいる。『相互尊重』、『小異を残して大同につく』、『開放・ウィンウィン』の精神に基づく中国・欧州間の対話実施及び協力深化は双方の利益にかない、時代の潮流にも沿うものだ。そのためにギリシャ側が引き続き積極的役割を果たすことを希望する」とした。

ミツォタキス首相は、「ギリシャ側は対中関係の発展を非常に重視している。包括的な戦略的パートナーシップ構築15周年を契機に、中国側と経済貿易・観光・グリーン開発分野で協力を拡大し、文明間の対話及び相互参考を強化し、双方の定めた重点事業を共に成功させ、両国関係が一層の発展を遂げる後押しをすることを希望する」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年7月8日