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中国中車、世界最大規模の高速列車量産能力を形成

中国中車股份有限公司党委員会常務委員、副総裁の王軍氏は10日、中国の高速列車における複数の重要プロジェクトの研究開発はすでに高速列車「和諧号」「復興号」のシリーズ化開発を完了したと明らかにした。中国中車は今年8月までに高速列車を累計3375本引き渡しており、世界最大規模の量産能力を急速に形成した。中国の3万9000キロメートルの高速鉄道の安全で信頼できる運行に向け力強いサポートを提供している。中国新聞網が伝えた。

「40年前に我々が乗っていたのは従来の普通列車だったが、現在乗っているのは時速300や350キロメートルの高速列車だ」。中国の高速列車はすでに世界をリードしている。中国の3万9000キロメートルの高速鉄道は世界全体の70%を占めており、中国の高速列車保有量は世界全体の3分の2を占めている。中国の高速列車は追いかけから追いつき、リードするという邁進を実現した。

それと同時に、中国中車の製品は109カ国・地域に輸出されており、鉄道交通により人類に幸福をもたらしている。また国外で18の共同研究開発センターを建設している。特に「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国の現地の研究開発センター建設を支援するとともに、現地の人材育成と技術向上に協力している。中国中車はかつては製品を販売していたが、現在は体系的なソリューションを提供するうえ、現地化製造、現地化雇用、現地化調達、現地化サービス、現地化管理の5つの現地化原則を堅持している。

王氏は鉄道交通のスマート化とスマート鉄道交通製品について、「まず、スマートな鉄道交通エコシステムを構築することが必要だ。世界最大の鉄道交通設備企業で、中国で唯一の鉄道交通設備開発及びシステムソリューションを提供する企業としての中国中車の鉄道交通製品は今後、国全体のスマートシティ、スマート交通体制に溶け込むためには、第1に、デジタル化やスマート化により鉄道交通安全を保障する。第2に、デジタル化やスマート化により旅客により快適で便利な乗車体験を提供する。第3に、利用者に製品の全ライフサイクルの便利で効率的なメンテナンスを提供する」との見方を示した。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年9月13日