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「一帯一路」初の大型水力発電投資プロジェクトが貯水開始

パキスタンカロット水力発電所のゲートが閉められ貯水する様子

三峡集団が投資・建設するパキスタンのカロット水力発電所の仮排水路のゲートが20日、予定通りに閉められ、貯水が開始した。2022年上半期の全発電機のフル稼働・発電に向けしっかり基礎を固めた。科技日報が伝えた。

今年はおりしも中国・パキスタン国交樹立70周年に当たるという重要な歴史的な時に、「一帯一路」(the Belt and Road)初の大型水力発電投資・建設プロジェクトであるカロット水力発電所がゲートが閉められ、貯水することを実現し、中国・パキスタン経済回廊の建設推進に向けて積極的な貢献を成し遂げ、地域の繁栄に力強い原動力を増やした。

パキスタン・パンジャーブ州のジェルム川に位置するカロット水力発電所は、総設備容量は72万kW、投資総額は17億4000万ドル。「中国・パキスタン経済回廊」エネルギー協力優先実施プロジェクトと「一帯一路」初の大型水力発電投資・建設プロジェクトであり、両国政府の共同声明に初めて書き入れられた水力発電投資プロジェクトでもある。

同プロジェクトは完成後の年間平均発電量が32億kWhにのぼり、パキスタンに市場の競争力を持つクリーンエネルギーを供給し、現地の500万人の電力消費の需要を満たし、パキスタンの電力不足を効果的に緩和する。全発電機がフル稼働した後は標準石炭の使用を毎年約140万トン減らし、二酸化炭素排出量を約350万トン削減する見通しだ。パキスタンのエネルギー建設及び経済・社会の発展を推進すると同時に、世界のカーボンニュートラルの目標達成を後押しする。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年11月22日