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【北京冬季五輪豆知識】冬季五輪にサービスを提供するロボットたち

2022年北京冬季五輪は感染症の予防・抑制というニーズと結びつけ、選手村の入居から表彰式、移動販売、コミュニティ配送、フードデリバリー、ルームサービス、器具搬送、ガイド・通訳、警備の9大応用シーンにロボットを導入する。

◆防疫ロボット

職員が複数検査総括スマート端末に向かい防疫カードのQRコードをスキャンすると、本人の健康情報やワクチン接種、行動履歴コードなどの個人情報が表示される。このスマート端末を使用することで、最短2秒でスムーズにゲート通過が可能となる。

◆移動検温ロボット

設定されたルートに基づき、能動的に人員を探しだし、その体温を測定する。体温が基準値以上の人員を発見すると能動的に注意を促し、管理者に報告する。

◆消毒ロボット

会場内のミスト消毒ロボットは1分で36平方メートルの面積を消毒できる。このほかに紫外線消毒ロボットも使用される。

◆物流ロボット

選手の成績表を運ぶスマートロボット。「レーザー+視覚」のセルフ障害物回避ナビゲーションの原理を採用しており、自由に行き来できる。

室外スマート物流ロボットの積載量は30-300キログラム。職員が荷物を頂部にのせると、物流ロボットは交付ステーションに運び、予め設定されたルートに基づき荷物を下ろす。

◆スマートレストラン

国家会議センター2期冬季五輪メインプレスセンターのスマートレストランは、世界各地から訪れる記者に24時間スマート飲食サービスを提供する。しかも、ここの料理長はロボットだ。ロボットは料理を炒め、ハンバーガーやアイスクリームを作り、コーヒーを淹れ、カクテルを作ることもできる。ロボットが作った料理は懸垂型レールで届けられる。

◆表彰式ロボット

今年4月、国家スピードスケート館の会場ではロボットによる表彰式のテストが行われた。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年12月15日