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北京オリパラ第2版プレイブック公表 選手が新型コロナに感染した場合の対応は?

北京冬季オリンピック・パラリンピック開催期間中、選手の新型コロナウイルス感染が確認された場合、どのように隔離されるのだろうか?新華社が報じた。

13日に公表された大会期間中の感染予防対策などを定めた第2版「プレイブック」は、PCR検査や健康観察、濃厚接触者の管理といった面の詳しい情報を提供している。

選手や関係者は入国時と帰国時のほか、中国滞在期間中は毎日PCR検査を受けることになる。

PCR検査の結果が感染の疑い、または陽性だった場合、鼻咽頭拭い液による再検査を受けることになる。各競技会場や宿泊施設に指定のスタッフが配置されており、再検査の案内をしてくれる。

すでに症状出ている場合は、上記のスタッフや新型コロナウイルス連絡員に知らせ、専用車両で指定の病院に行って再検査を受け、病院の指示に基づいてPCR検査の結果を待つことになる。

再検査の結果が「陽性」だった場合、競技や活動を続けることはできない。新型コロナウイルス感染症の症状がある人は、指定の病院で治療を受け、無症状の場合は指定の施設で隔離を受ける。隔離施設へは指定の車両で移動することになる。

病院や隔離施設では、英語によるサービスが提供されるほか、種類豊富な食事3食、無料のWi-Fiなども提供される。病院や隔離施設内には、バリアフリーの部屋があるほか経験豊富なスタッフが配置され、必要に応じて食事やトイレ、更衣、入浴などの日常ケアサービスが提供される。

選手は室内練習装置の使用を申請でき、条件を満たしている場合、要求にも応じる。隔離された人は、窓を開けて換気することはできるものの、外出することはできない。その他、メンタルヘルスサービスも提供される。

隔離された人は、中国衛生当局が制定した退院ガイドに基づいて隔離が解除される。中国から出国する前に、目的地や経由する国(地域)の最新の渡航情報を確認し、選手・関係者向けの専用車両で北京首都国際空港へ移動する。

濃厚接触者に認定された場合、24時間以内の検査結果が「陰性」であるのを条件に、専用の交通手段を選択して空港に行き、中国から出国することができる。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年12月14日