北京冬季五輪の準備作業がラストスパートに入る中、北京冬季五輪組織委員会は11日午前、初のオンライン記者会見を開き、北京冬季五輪の準備作業の全体的な進捗状況について説明するとともに、中国国内外のメディア関係者が関心を抱く点について答えた。北京晩報が伝えた。
北京冬季五輪組織委員会の報道官で新聞宣伝部部長の趙衛東氏は、「過去1年間にわたり、北京冬季五輪組織委員会と国内外の関連当局は緊密な協力を続け、スケジュール通りに、優れた質を保ち、各準備作業の任務を完成させてきた。現在、冬季五輪の準備作業はすでにほぼ最終段階に入っている」とした。
開会式と閉会式に関しては、すでに映画監督の張芸謀(チャン・イーモウ)氏が冬季五輪・パラリンピックの開会式と閉会式の総監督を務めることが確定している。現在、北京冬季五輪の開会式と閉会式の練習や制作、リハーサルといった作業が急ピッチで秩序よく進められている。気温や新型コロナウイルス感染症の予防・抑制といった要素を考慮し、今回の冬季五輪の開会式は、その所要時間と構成において相応の調整が行われている。開会式は100分以内の長さに短縮されているほか、その構成もパフォーマンスとセレモニーを一体化させており、パフォーマーはおよそ3千人となっている。
また、北京冬季五輪の開会式は3つのテーマを突出させて表現する。1つ目は中国の世界平和に対する追求と思い、2つ目はオリンピックのモットーである「より速く、より高く、より強く、共に」、そして3つ目は北京冬季五輪のスローガン「共に未来へ」のビジョンとそれに対する期待だ。(編集TG)
「人民網日本語版」2022年1月13日