北京冬季五輪の北京ゾーン、延慶ゾーン、張家口ゾーンの3ゾーンにある選手村が27日、正式に開村した。開村を受け、各国の代表団が続々と各ゾーンに到着している。
北京ゾーンの選手村運営チームが提供している代表団の到着予定情報によると、初日の27日には、中国やフランス、フィンランド、イタリア、カナダなど約20の国と地域の代表団360人が到着することになっている。これら代表団のほとんどが、プレオープン期間中に、事前に関係者を派遣して情報確認や部屋の手配などを行っていた。
選手村は大会開催期間中、選手やチーム関係者の「家」となり、宿舎のほか、飲食、クリーニング、トレーニング、娯楽、ショッピング、展覧、会議、医療、交通といった一連のサービスが提供される。
北京ゾーンの選手村の広場エリアには、ファーストフード店や公式オリンピックグッズ販売店、郵便局、書店、スーパー、花屋、理髪店などもある。そこは、中国文化やテクノロジーの展示エリアでもあり、世界各地からきた選手やチーム関係者に中国のアンティークな家具や七宝焼の一種である景泰藍、書道作品、高速鉄道、人工知能といったコンテンツが紹介されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年1月27日