2月4日、3億2千万キロメートルの距離を超えて祝福メッセージが「空から地上に降ってきた」。北京冬季オリンピック・パラリンピックのマスコットの「氷墩墩(ビン・ドゥンドゥン)」と「雪容融(シュエ・ロンロン)」がこのほど火星探査機「天問1号」に乗って火星に着陸し、火星探査車「祝融号」と一緒に記念撮影をした。4日、「天問1号」、中国国旗、「氷墩墩」と「雪容融」が一緒にフレームに収まった自撮り写真が撮影されたのだ。
この火星の軌道から送信された「宇宙級」の写真は、「天問1号」が携行した「自撮り」カメラが撮影したもの。地球の友人たちに北京冬季オリパラを祝う「最高」の贈り物を届けただけでなく、世界がオリパラの時間を共に楽しんでいることを示すハイライトでもある。
スタッフが火星着陸装置にマスコットを取り付ける様子。写真提供は中国月探査プロジェクトの微信(WeChat)公式アカウント。
2月4日までに、「天問1号」は軌道を火星時間で561日間運行し、「祝融号」の活動は同259時間に上り、走行距離は累計1537メートルに達した。周回モジュールも探査車も状態は良好で、正常に運行している。(編集KS)
スタッフが火星周回モジュールに北京冬季オリパラのエンブレムを取り付ける様子。写真提供は中国月探査プロジェクトの微信(WeChat)公式アカウント。
「人民網日本語版」2022年2月5日