「Welcome to China(中国へようこそ)」。 スノーボード米国代表のテッサ・モード選手は今月5日、SNSに投稿した動画の中で、「冬季五輪開会式の夜、ボランティアたちが『中国へようこそ』と私に向かって叫んでくれていたのを思い出すたびに、目頭が熱くなる。ボランティアたちはとてもフレンドリーで、親切だった。私たちがここに来たことをとても喜んでくれて、至れり尽くせりのもてなしを受けている」と語った。
第24回北京冬季五輪の開会式は今月4日、北京の中国国家体育場で開催された。同日夜、テッサ・モード選手はビデオブログを通じて、米国代表チームと共に、張家口ゾーンの崇礼太子城駅から高速鉄道で北京ゾーンの国家体育場まで移動し、開会式に参加する過程を記録した。そして、SNSに「人生で一番クレイジーな夜だった」というコメントを添えた。
動画を見ると、テッサ・モード選手は、会場に入場した際、ボランティアに中国語で「ニーハオ」と大きな声で挨拶している。そして、白とピンクの服を着たボランティアたちも熱心に手を振りながら、英語で「Welcome to China」と歓迎している。
あるネットユーザーは、そのシーンを見て、テッサ・モード選手の動画の下に、「『中国へようこそ』という所を巻き戻して何度も見た」とのコメントを寄せた。
そして、テッサ・モード選手は5日に、このネットユーザーに答える動画を投稿し、「昨日の夜帰ってきてから、ベッドの上に寝転んで、何度もあのシーンを見直して涙した。あの時は一番素晴らしい時間で、クレイジーだった。今までに感じたことのない感覚を覚えた」とした。
そして、「私に向かって、『中国へようこそ』と言ってくれた人々のことを思い出すたびに、涙があふれ出てくる」とし、「みんなとてもフレンドリー。ボランティアはみんないい人で、親切。私たちがここに来たことをとても喜んでくれて、至れり尽くせりのもてなしを受けている」と涙をぬぐいながら語った。
北京冬季五輪のボランティアには100万人以上が応募し、最終的に2万7000人が選ばれた。うち1万2000人は、パラリンピックでも引き続きサービスを提供する。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年2月7日