北京冬季五輪に出席した各国貴賓は習近平国家主席との会談で何を語ったのか？

習近平国家主席は2月4日から6日にかけて、各国の元首や政府首脳、王室メンバー、国際機関の関係責任者ら貴賓と北京冬季五輪の開会式に出席し、歓迎レセプションを催した他、一連の二者間会談を行った。中国の示した開放性、自信、勇気、責任感は来賓の幅広い称賛を得た。

■2月4日、習主席はロシアのプーチン大統領と会談

プーチン大統領

「ロシアは中国共産党が中国国民を率いて得た偉大な発展の成果に心から祝意を表する。ロシアは中国を最も重要な戦略的パートナー、志を同じくする友人としている。露中関係は21世紀における国際関係の模範だ。露中関係は戦略性をかつてなく顕著にし、世界から大いに注目されている。露中の包括的な戦略的協力の深化は両国の発展実現に寄与し、両国の共通利益の維持に寄与し、世界の戦略的安全保障・安定の維持にとっても重要な意義を持つ」。

■2月5日、習主席はセルビアのブチッチ大統領と会談

ブチッチ大統領

「セルビアは中国の真の友人であり、中国を尊敬し、中国の偉大な指導力に敬服している。いかなる圧力や困難によってもセルビアと中国の鉄の如き友情が変わることはなく、中国国民に対するセルビア側の友情が変わることはない。新疆関連、台湾地区関連など中国の核心的利益に関わる問題において、セルビア側は常に揺るぎなく中国国民の側に立っていく」。

■2月5日、習主席夫妻は北京冬季五輪開会式に出席した外国からの貴賓のために歓迎レセプションを開催

国際オリンピック委員会（IOC）のバッハ会長、グテーレス国連事務総長が歓迎レセプションでそれぞれスピーチを行った。外国からの貴賓を代表して、習主席の心のこもったもてなしに心から感謝し、北京冬季五輪開会式が申し分のない成功を収めたことに祝意を表した。両氏は「4日夜の傑出した、非凡な、素晴らしい北京冬季五輪開会式を我々は永遠に忘れない。中国の人々はその効率、決意、活力で知られており、これは新型コロナウイルスのパンデミックとの闘いにおいても、北京冬季五輪の開催においても証明済みだ」とした。

■2月5日、習主席はウズベキスタンのミルジヨエフ大統領と会談

ミルジヨエフ大統領

「長く待ち望んできた習主席との会談を行うことができて嬉しく思う。習主席の英明で強固な指導の下、中国は昨年、中国共産党創立100周年を盛大に祝い、貧困脱却の難関攻略において決定的勝利を収め、4日夜には北京冬季五輪開会式の開催にも成功し、中国の発展が収めた輝かしい成果、世界の平和と発展を促進するために果たした重大な貢献を示した」。

■2月5日、習主席はグテーレス国連事務総長と会談

グテーレス事務総長

「世界は分断と対立には耐えられない。多国間主義と団結・協力を堅持してこそ、様々なリスクや試練に効果的に対処することができる。国連と多国間主義に対する中国側の揺るぎない支持に感謝する。中国とのパートナーシップは国連と多国間主義の重要な柱だ」。

■2月6日、習主席はアルゼンチンのフェルナンデス大統領と会談

フェルナンデス大統領

「アルゼンチン側は中国の人々に深い友好的感情を抱いており、国交樹立後50年間に両国協力が挙げた偉大な成果を誇りに思っている。4日、私は中国共産党歴史展覧館を見学した。中国共産党が中国の人々のために行ったことと、全ての偉大な成果に敬意を表する」。

■2月6日、習主席はキルギスのジャパロフ大統領と会談

ジャパロフ大統領

「中国側は新型コロナウイルスのパンデミックの影響を克服して北京冬季五輪の開催に成功した。壮大で美しい開会式は真のオリンピック精神を体現し、世界の人々にさらに多くの団結、友情、希望をもたらした」。

■2月6日、習主席はルクセンブルクのアンリ大公と会談

アンリ大公

「北京冬季五輪は見事に組織され、開会式は非常に素晴らしいものだった。寅年は勇気、力、決意を意味する。これはまさに中国の人々の示した優れた資質だ。中華民族の大団結によって、中国は素晴らしい成果を収めた。そして絶対的貧困の解消は、中国の人々と世界に確かな幸福をもたらした」。

■2月6日、習主席はモナコ公国元首のアルベール2世大公と会談

アルベール2世大公

「中国が北京冬季五輪開会式の開催に成功したことに祝意を表する。平和と団結を呼びかける中国側の力強いメッセージを全世界が聞いた。これはまさに現在の世界が差し迫って必要としていることだ」。

■2月6日、習主席はモンゴルのオヨーンエルデネ首相と会談

オヨーンエルデネ首相

「中国側は新型コロナウイルスのパンデミックの困難を克服して予定通り北京冬季五輪を開催し、パンデミックに打ち勝つ自信を世界に与えた。オリンピックは人類の平和と団結の象徴であり、モンゴルはスポーツの政治化に断固として反対する」。

（編集NA）

「人民網日本語版」2022年2月11日