「一帯一路」ニュースネットワーク

「一帯一路」ニュースネットワーク>>ニュースルーム

中国企業が舗装工事を請け負った道路がルワンダの人々の生活を便利に

ルワンダの南部州では、舗装されたアスファルトの道路が、連綿と起伏する山々に沿って蛇行して続いており、HuyeやKibeho、Munini、Ngomaといった地域を結んでいる。新華社が報じた。

4月21日、ルワンダのHuyeからKibehoへとつながる道を歩く2人の女性(撮影・吉莉)。

中国電力建設集団有限公司(中国電建)が舗装したこの全長66キロの道路の主要部分はほぼ開通している。

Huyeのある市民は、「以前は道が悪く、デコボコだった。そして、雨が降るとぬかるんで大変だった。HuyeからNgomaまで、車で3時間かかっていた。でも、舗装されてからは、40分で行くことができ、私たちの生活は大きく変わった」と喜ぶ。

4月21日、ルワンダのHuyeからKibehoに向かう道路で作業をする男性(撮影・吉莉)。

通勤のため、この道路を毎日通るという別の市民は、「舗装されてから公共バスが目に見えて増加した。以前、この道を走る公共バスは1日に1-2台だった。でも今は30分に1台がHuyeとKibehoの間を往復している。道路が舗装されてから、商人や農民は、商品を楽に市場に運べるようになった。学生が学校に通ったり、体調の悪い人が病院に行ったりするのもとても便利になった」と話す。

4月21日、ルワンダのHuyeからKibehoに向かう道路を走るトラック(撮影・吉莉)。

中国とルワンダの「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設プロジェクトの一つである道路リニューアル工事は2019年4月に着工した。その後、新型コロナウイルス感染症の影響で、工事が遅れ、今年10月に完成する予定だ。

プロジェクトマネージャーの姚崢氏によると、ルワンダ南部の州は、高山茶の名産地で、道路などのアクセス環境が良くなれば、その輸出が増え、地元経済の発展が促進されて、国民の生活状況改善につながるとしている。

同プロジェクト実施中、ピーク時で600人以上の雇用が創出され、多くのオペレーターや技術者も育成された。プロジェクトに関わる現地のある測量士は、「この道路は沿線の村に、活気と繁栄をもたらした」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年4月27日