陝西省西安市とカザフスタン最大の都市・アルマトイを結ぶ貨物輸送路線が今月5日に開通した。今年開通した西安咸陽国際空港と海外を結ぶ貨物輸送路線は、日本の大阪に続いてこれで2路線目となる。同路線は週1便で、年間約1500トンの貨物が輸送されることになると見込まれている。陝西日報が報じた。
西安とアルマトイを結ぶ貨物輸送路線が開通したことで、西安の地理的優位性がさらに活かされることになり、国際貿易ルート構築の加速をバックアップし、陝西省、ひいては西北エリアと「一帯一路」(the Belt and Road)参加国との貿易や往来がさらに密接になると期待されている。西安とアルマトイを中継地点とする同路線は、両地の空港の国際ネットワークアクセシビリティを十分に活用することができ、アジアや欧州、米国、アフリカなどの主要40都市と繋がることにもなる。
西安咸陽国際空港で開通されている貨物輸送路線は現在までにすでに40路線あり、うち21路線が国際路線となっている。また、貨物輸送便の貨物処理能力は約4万トンに達している。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年6月14日