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中国1-5月の外資導入額が17.3%増加

中国商務部(省)が14日に発表した最新のデータによると、今年1-5月には中国の実行ベース外資導入額が前年同期比17.3%増の5642億元(1元は約20.1円)に上り、増加率は1-4月に比べて3.2ポイント低下した。米ドルに換算すると、同22.6%増の877億7千万ドル(1ドルは約135.1円)だった。中国新聞社が伝えた。

産業別に見ると、サービス業は同10.8%増の4233億元だった。ハイテク産業は42.7%増で、そのうちハイテク製造業は32.9%増、ハイテクサービス業は45.4%増だった。

投資元国を見ると、韓国からの投資が急速に増加して、増加率は52.8%に達した。次は米国からの投資で、増加率は27.1%だった。

現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、外資系企業の一部が投資を中国から引き上げて他国に移転することを検討中だ。同部はこうした動きについて、「中国経済は強靱性が高く、ポテンシャルが十分にあり、融通の余地が大きく、長期的に好転するとのファンダメンタルズはこれからも変わらず、引き続き世界経済の安定回復のために力強く大きな原動力を提供するだろう。開放的な中国の大市場は、各国企業の中国での発展により多くのチャンスを提供することになる」との見方を示した。

また同部は、「中国はこれからもハイレベルの対外開放の拡大という方針を堅持し、外資系企業への投資サービスシステムの最適化をさらに推し進め、精度の高いサービスの水準向上に努める」としている。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年6月15日