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<企画>1-5月の経済情勢に関するデータを発表 中国

「中国はこのほど、関連データを発表し、2022年1-5月の経済情勢に関して報告した。」

▷消費市場の運営状況


 2022年1-5月の社会消費財小売総額は前年同期比1.5%減の17兆1689億元(1元は約20.3円)だった。5月の社会消費財小売総額は前年同期比6.7%減の3兆3547億元。

▷対外貿易の状況


2022年1-5月には、中国の物品貿易輸出入額が前年同期比8.3%増の16兆400億元(1元は約20.1円)に上った。うち5月の輸出入額は前年同期比9.6%増、前月比9.2%増だった。

税関総署統計分析司の李魁文司長によると、一括した経済安定政策・措置が実施されて効果を上げるのに伴って、対外貿易の物流がさらにスムーズになり、企業の活動再開と生産のフル稼働がさらにスピードアップし、中国の対外貿易は引き続き安定した成長傾向を保つことが期待されるという。

外資誘致の状況


今年1-5月には、全国の実行ベース外資導入額が前年同期比17.3%増の5642億元(1元は約20.1円)に上った。例年の同じ時期の数字と比べると、この増加率は引き続き高い水準にある。

対外投資の状況


2022年1-5月には、中国の金融分野を除く対外直接投資が前年同期比2.3%増の2870億6千万元(1元は約20.3円)になった。米ドル換算では、同3%増の446億ドル(1ドルは約136.1円)になる。

対外直接投資のうち、卸売・小売産業への投資が同20.8%増の80億8千万ドルに上り、建設業、科学研究・技術サービスなどの分野への投資も増加傾向を示した。「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国への投資が同10.2%増の81億9千万ドルに達して、同期の対外直接投資の18.4%を占め、割合は前年同期に比べて1.2ポイント上昇した。

▷関連データ


5月のCPIが前年同期比2.1%上昇、前月比0.2%低下

2022年5月には、全国の消費者物価指数(CPI)が前年同期比2.1%上昇した。そのうち都市部は2.1%上昇、農村部は2.1%上昇、食品価格は2.3%上昇、非食品価格は2.1%上昇、消費財価格は3.0%上昇、サービス価格は0.7%上昇した。1-5月の平均は同1.5%上昇となった。

■5月のPPIが前年同期比6.4%上昇、前月比0.1%上昇

2022年5月には、全国の生産者物価指数(PPI)が前年同期比6.4%上昇し、前月比0.1%上昇した。鉱工業生産指数(IPI)は前年同期比9.1%上昇、前月比0.5%上昇した。1-5月の平均を見ると、PPIは前年同期比8.1%上昇、IPIは同10.8%上昇した。

(編集JZ)

「人民網日本語版」2022年6月29日