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習近平総書記が食糧生産者に激励の返信「食糧安全保障に貢献を」

習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は27日、安徽省太和県の大規模食糧生産者である徐淙祥さんからの手紙に返信し、地元の人々への挨拶を伝えるとともに、全国の大規模食糧生産者への大きな期待を表明した。新華社が伝えた。

習総書記は返信で、「安徽省太和県の有能な食糧生産者である徐淙祥さんのことを、私は覚えている。徐さんの栽培する小麦が豊作を収め、お子さんやお孫さんも後を継いで農業の道に進んだことを知り、嬉しく思っている」と表明。

「私は常に食糧生産に非常に注目しており、視察時にもよく田畑へ行き視察を行う。ここ何年か、中共中央は食糧生産を支援する一連の政策措置を打ち出した。これは中国人の食糧の国内自給をしっかりと確保し、食糧生産農家がお金を稼ぎ、実益を得て、より良い暮らしができるようにするものだ。食糧の大規模生産者が大規模経営の強みを活かし、現代的農業科学技術を積極的に活用して、多くの小規模生産者の生産の増加と改良を導き、共に国の食糧安全保障に貢献することを希望する」とした。

徐さんは安徽省阜陽市太和県旧県鎮張槐村の農民で、農業科学技術の研鑽に打ち込み、2010年には先頭に立って農業栽培専業協同組合を立ち上げ、次第に地元の大規模食糧生産者となり、「全国労働模範」「全国食糧模範」などの栄誉称号も獲得した。2011年4月に習総書記が張槐村を訪れた際には、徐さんや地元の人々から小麦の栽培状況を説明した。先ごろ、徐さんは習総書記に手紙を書き、過去10年余りの食糧生産と貧困脱却支援の状況や経験を報告し、今後も農業研究・普及の取り組みをしっかりと行い、より多くの農民の生産の増加と改良を導く決意を表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年6月29日