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今年1本目となるコールドチェーン「中欧班列」が新疆から出国

16:57, August 16, 2022 人民網日本語版

江西省贛州市の国際陸港鉄路ターミナルを出発して、新疆維吾爾(ウイグル)自治区に到着していたコンテナ50基を積み込んだコールドチェーンの国際定期貨物列車「中欧班列」が今月12日午後10時15分、同自治区の阿拉山口鉄道通関地から出国した。列車は7日後にロシア・セリャチノ駅に到着する予定。今年、同自治区を通行するコールドチェーンの「中欧班列」はこれが1本目となり、コールドチェーン貨物の種類や規模はますます拡大する傾向にある。光明日報が報じた。

同列車には453万ドル(1ドルは約133円)相当の、冷凍ウナギや野菜といった冷凍食品が積み込まれている。同列車が順調に運行されたことで、商品の供給源やその周辺地域にとっては、農牧業や生鮮食品の輸出入のための高効率で便利な国際コールドチェーン物流ルートが開通したことになる。

近年来,随着丝绸之路经济带核心区建设深入推进,新疆区位优势、资源优势不断显现,正成为向西开放的前沿门户。新疆铁路部门也不断发挥阿拉山口、霍尔果斯铁路口岸通道优势,2022年,阿拉山口站新增通行中欧班列线路已达21条,累计达86条,通行中欧班列线路已覆盖全国24个省、自治区、直辖市,通达德国、波兰等18个国家,搭载的货物涉及汽车及配件、棉纱、木材等8大类200余种。

近年、シルクロード経済ベルト中核エリアの建設が踏み込んで推進され、新疆ウイグル自治区はその位置や資源などの優位性が活かされるようになり、西側に向かって開放する「玄関」のような存在となっている。同自治区の鉄道当局は、阿拉山口と霍爾果斯の鉄道通関地の優位性を活かせるよう取り組み、2022年において阿拉山口駅を通行する「中欧班列」路線は新たに21本増え、累計で86本となっている。「中欧班列」の路線は中国の24省・自治区・直轄市をカバーし、ドイツやポーランドなど18ヶ国と繋がっている。積載される貨物は自動車やその部品、綿糸、木材など8カテゴリー200種類以上となっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年8月16日